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なぜ瞑想と曼荼羅?

チベット・ネパール曼荼羅専門ショップのアイキャッチ画像



瞑想曼荼羅(マンダラ)というココロとカラダ、そして場のエネルギーや波動を整える強力なサポーターの魅力や真価を少しでも多くの人に知ってもらいたいと思い、このお店を始めました。

偶然に何かご縁があってこのページをご覧頂いているお客様が瞑想曼荼羅 ( マンダラ )を通じて運気とご縁に恵まれた豊かで楽しい人生をサポートさせて頂きたいという想いでこのお店を運営しております。

ご紹介が遅れてしまいましたが、このお店を運営しております佐藤 裕也と申します。

瞑想曼荼羅との出会いについて、少しお話をさせて頂ければと思います。

私がまず瞑想というものに初めて偶然出会ったのは、10代後半にカナダへの語学留学するために乗ったバンクーバ行きの飛行機の中です。

当時いわゆる世間や社会が用意したレールの上をフツーに生きていく事に対して何か漠然とした違和感やモヤモヤとした生きづらさを感じていて、その答えを最初は本に探し求めました。

哲学、社会学、心理学、文学など多くの小難しい本を濫読しました。
しかし知的に物事を理解したつもりになっているだけでは、自分が感じている漠然とした違和感は消えず、既存の学問の範疇で研究・理解を試みるだけでは駄目なのではとウスウス直感で感じていました。

そんな状態の時に社会心理学者のエリッヒ・フロムという方の一連の著作に出会い、彼の著作のなかの「禅と精神分析」「愛するということ」などの著作に瞑想法が紹介されていて、
この時に初めて瞑想に興味をもって、参考文献箇所で瞑想に関連する本として紹介されていたものを読んでみようと思いました。

その本のタイトルは今でも覚えています。20年以上前に購入した本でペーパーバックですが保存状態の良いまま現在でも本棚にあります。

「The Heart of Buddhist Meditation」というタイトルの本で、著者はニャナポニカ・テラという人です。この人はドイツ生まれのドイツ人ですが、スリランカのテーラワーダ仏教の僧侶で、いまWikipediaで調べたらこの本七ヶ国語以上の言語に翻訳されている本です。

当時90年代後半には「マインドフルネス」の「マ」の字もなく、むしろ90年代前半におこったオウム真理教事件の影響で「瞑想」や「ヨガ」というものはこじんまりとしたマイナーな感じのものでしたし、現在のようにマインドフルネスがここまでポピュラーなものではありませんでした。

ニャナポニカ・テラという人はこの「マインドフルネス」の由来や歴史などで必ず出てくるティク・ナット・ハンと並んで「マインドフルネス」という英語の言葉で英語圏に紹介し、近年のマインドフルネス流行の潮流の始まりとされている人です。

実はこの本を読んだのは成田からカナダのバンクーバに行く飛行機の中でした。この本にとても感銘をうけて、その本の瞑想のやり方を説明している所を読みながら自分でも瞑想を飛行機の中で試してみました。

初体験の瞑想の味わいは「なんかスゴク気持ちがよいぞぉぉお!」というのが正直な感想でした。

たぶんビギナーズラックだったのだと今振り返ってみて思いますが、雑念に惑わされるということもなく大変気持ちよく、これをどんどん探求してみたいと純粋に感じました。

この時からアメリカ、インド、ネパールを旅して色々な人々に出会い、色々な瞑想法を試し、体験していく瞑想遍歴を経て、瞑想の醍醐味や大切さを実感していきました。その辺りの詳細はnoteで少しずつ書いていっているので、もしご興味があれば、下の記事を覗いてみてください。

瞑想遍歴(なぜ瞑想を20年も続けているのか?)
https://bit.ly/3qrZKL5

初めて飛行機の中での瞑想の初体験から、今までかれこれ約20年間瞑想を続けており、瞑想というものは自分の人生の中で一番大切なものです。それは今では空気や水のようにとても身近で生きていく上で自分にとって無くてはならない存在となりました。

 

一般的には20代、30代というのは通常一番の関心事は、「仕事」「お金を稼ぐこと」「有名になること」「斬新なイノベーションを通じて世界を変えること」など外側の物事に通常注がれるものだと思いますが、私の場合はどういう星の巡り合わせに生まれたのか、過去生というものが存在するのであれば何処かのお寺のお坊さんだったのか、何かの因縁か、私の一番の関心は不思議と瞑想というものに向かいました。

20歳の時にはスティーブ・ジョブズが晩年iPadに唯一入っていた本という事で有名になった「あるヨギの自叙伝」の著者パラマハンサ・ヨガナンダが創設したアメリカカリフォルニア州にあるSelf Realization Fellowshipというオーガニゼーションの僧侶になろうと一念発起して、10ヶ月程ヨガ・アシュラム(精神的な修行をする場所という意味がある)に滞在しました。

そのヨガ・アシュラム滞在中にまだ自分自身が若いので世間や社会での経験が必要なのではないかと思い、結局僧侶にはなりませんでしたが、世界中から若い人達が集まったヨガ・アシュラムという寝ても覚めても瞑想やヨガという一種特殊な環境で過ごした経験もあります。

その後一時日本に帰国して、インドに行き、その後大学に入るわけですが、
大学に入った後も関心は常に瞑想。就職活動などは一切せず、都内で定期的に開催されていた瞑想の集まりに参加したり、自分でもサークルを作って小さな瞑想会をしていました。

そんな時大学の近くにあったネパール料理店に偶然入ったのがきっかけで、ランチ時に足繁く通うようになりました。そこのお店のネパール人の店長さんや店員さん達は素朴で親しみやすく、彼らと仲良くなる事で漠然とネパールという国が気になり始めました。

何かのご縁を感じて、一度ネパールに行ってみたいなと思い、初めてネパールに行ったのが二十代中頃の時です。

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初めてネパールに行った時の一番の目的はやはり瞑想でした。

カトマンドゥーの中心地から10km離れた場所にナガアルジュナヒルズという国立森林公園があり、その近くにあるOsho Tapobanという国際的瞑想センターに滞在して瞑想する事が主な目的で、あとは仲良くなったネパール料理店の店長の親戚のお家にホームステイしたり、大学での専攻学科が日本語・日本文化だったのでネパールの大学や学校で日本語をトライアルで教えたりするのがもう一つの目的でした。

しかしネパールに初めて行ったその頃は、ちょうどネパール王国がマオイストによって王政が解体される真っ最中で、ネパール全土でストライキが行われ、外出禁止令も出ていたので、殆どのお店、銀行、大学などが3週間以上閉まっている状態でした。

大変な時期に来てしまったなと思ったのですが、不幸中の幸いでそのナガアルジュナヒルズという森の中にある国際的瞑想センターはとても安全で平和な状態で全く問題なく運営されていたので、3〜4週間程大体ずっと森の中に引き篭もって瞑想三昧の日々を過ごすことができました。


韓国、インド、ヨーロッパ、ロシア、アメリカなどの国々から私と同じようにそこの瞑想センターに滞在している人達と友人となったり、現地ネパールの人達とも仲良くなり国立森林公園へとハイキングに行ったり、カトマンドゥー市街へとバイクの後ろに乗せてもらい連れて行ってもらったりなど大変楽しい日々を過ごさせて頂きました。

そしてそのOsho Tapobanという国際的瞑想センターを創設されたスワミ・アナンド・アルン氏とも森の中での瞑想三昧の日々の中初めて直接お逢いしました。アルン氏はネパールでは知らない人はいない程に今日では超有名人であり、ネパールの首相、大臣などの要人、官僚、警察から一般人まで多くの人々が訪れる大きな国際的瞑想センターへと成長を遂げております。

現在アルン氏はアメリカ、カナダ、ロシア、オーストラリアなど世界各国で行われる瞑想キャンプのため、ネパールを離れて年半分は海外で活動されるようになり多忙なので、彼に会うには前もってアポイントメントを取る必要がありますし、お付きの人や周りに多くの人々が居るのでなかなか直接お逢いすることが出来ません。

しかし14年程前の当時はその国際的瞑想センターの訪問者や滞在者も多くなく、アルン氏とも直接気軽にお話しすることができました。その頃に頂いたご縁は今でも続いており、ネパールにはその後何度も訪れることになりました。

また昨年アルン氏の自伝的著書を日本語に翻訳・出版に携わる機会も頂きました。彼は今でもこれからも私の大切な瞑想の先生・メンターであり友人です。

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下記昨年日本語に翻訳させて頂いたアルン氏の自叙伝的書籍である「イン・ワンダー・ウィズ・オショー」という本の一部が無料で読むことが出来ます。もしご興味があれば、覗いてみてください。

イン・ワンダー・ウィズ・オショ‪ー
‬【ネパールでの最初の弟子が20世紀最大の精神的教師Oshoとの愛の物語を綴る】

https://apple.co/3pCBBAd

曼荼羅の話がなかなか出てこないなと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、この頃曼荼羅とも初めて出会うことになります。

曼荼羅と初めて出会ったのはネパール全土で行われていたストライキも解除されお店も営業開始になった頃、瞑想センターのスタッフでありチベット人で仙人のような風貌の買出し担当のおじさまにバイクの後ろに乗せてもらい、カトマンドゥー市街地に連れて行ってもらいました。そのときに確か私が曼荼羅を見てみたいとそのおじさまにお願いして、曼荼羅のお店に連れて行ってもらったのだと記憶しています。


この曼荼羅との出会いも瞑想と出会ったときと同じように、このように偶然に起こりました。初めて曼荼羅を見せてもらった時に「Mandala Is A Cosmos Inside and Outside」 という言葉が何処からか降ってきました。曼荼羅瞑想などを通じて至る境地である「光明」「悟り」「覚醒」「涅槃」「密厳浄土」「宇宙」「愛」「ワンネス」などの言葉で表現するのが難しい概念をシンボル、色、形を通じて表現しているのだという事が直感で分かりました。

瞑想を通じて自分自身のカラダとココロを整えることで、自分自身の中にある宇宙にチューニングし、そしてそれと一つになる。
内側の宇宙(コスモス)と繋がるのが瞑想だとしたら、それを外側にシンボルや色を使って表現したのが曼荼羅です。

ここで内側と外側が一つに手を取り合い、溶け合います。
実際曼荼羅というものはそれを使って、瞑想するためのツールであり、
曼荼羅を使った瞑想法として観想法というものがあります。

観想法というのは、曼荼羅の前に静かに坐り、心の中にマンダラを描き、曼荼羅の中に描かれた仏や神やその他のシンボルを観想し、それと一体となるという行法です。その観想法を通じて内側の宇宙(ミクロコスモス)と外側の宇宙(マクロコスモス)は一つのものだと覚るのです。これが曼荼羅を使った瞑想法です。

観想法という曼荼羅を使った瞑想をしなくても、曼荼羅をお部屋に飾ると目には見えないですが感じることが出来るお部屋の雰囲気、エネルギー、波動と言ったものが明らかに変わります。

外側の環境を整えることで、自分の内側の環境も自然と整ってきます。
お部屋の掃除や整理整頓をすると、とてもが気持ちが良くなるというのはよく聞く話ですね。それと同じように目には見えないエネルギーや波動を曼荼羅を飾ることによって、お部屋のエネルギーや波動をお掃除したり、整理整頓するイメージです。

この事によって、いつもお過ごしになる環境や空間の居心地が良くなり、自ずと自分のカラダとココロも整ってきます。

自分自身が過ごす環境と自分自身のカラダとココロを整えることが、
運、ご縁、人との出会いに恵まれることの必要条件です。

現にノルウェーのアガター大学のエレン・ナイフスという心理学者が
収入が高い人はどのような特徴があるのかを調査研究しました。

この調査結果によると
「収入と最も関連が高かったのは、努力や勤勉さではなく『感情的安定性』である」と報告しています。

つまり、感情が安定している人ほど収入が高くなり、感情が不安定な人ほど、収入が低いという調査結果が出たのです。
この研究は収入という目に見えるものを対象としていますが、運氣やご縁に恵まれている事と「こころ・からだ」が整っていることは強い関連性があります。

このような理由から、チベット・ネパール曼荼羅専門ショップ ヒマラヤ遊行庵では「からだ・こころ」を整える「あり方」として瞑想をオススメしてており、また「環境・場」のエネルギーや波動を整えるサポートをするアイテムとして曼荼羅をご提供しております。

運氣とご縁に恵まれるための鍵は心地よい空間の中で「自分の中心」に戻っていくことです。

「自分の中心」とは宇宙につながる本来の自分であり、「潜在能力」「一人一人が持って生まれた才能」「ひらめき」などに満ち溢れているスペースです。

その宇宙(コスモス)との橋渡しをしてくるのが曼荼羅瞑想です。
曼荼羅瞑想を通じて、お客様が少しでも運とご縁に恵まれた充実した人生を送ることが出来るようにサポートさせて頂いております。


曼荼羅を通じてあなたが住まう又は働く「環境・場」の波動やエネルギーを整え、そして瞑想を通じてあなたの「こころ・からだ」を整えて、お客様が本当に望む人生を少しでも送ることが出来るように心より願っております。

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